なぜか思い通りにならないということがあることに気付いた時 「本当はこんな生活したくない」と感じる人に女性心理カウンセラーがアドバイス

変わりたいと思い続けている方へ

 

 

なぜか思い通りにならないということがあることに気付いた時 「本当はこんな生活したくない」と感じる人に女性心理カウンセラーがアドバイス

 

人生の中で大なり小なり思い通りにならないことが起きる、

そんなことがあるかと思います。

 

例えば、

家族がわたしの思うように行動してくれない、言ったことをやってくれない
いつも言葉を飲み込み、言いなりになってしまっている気がする
やたら上司がわがままばかり言ってくる

 

 

ふと、なんか変、なんでこうなる?

自分がいつの間にか我慢する側に回っている気がすると感じた時、

気付いて欲しいことがあります。

 

 

人を無理矢理変えることはできないし、

人はそもそも自分の思うように行動してくれないし、

他は特に問題ないのだから、人生少しくらい我慢することがあるのも仕方ないよね、

 

 

大抵の方が、世間の常識や

様々な情報から流れてくる心理学の言葉を信じ、

頭で納得して、

「ちょっと残念なことが起きただけ」とスルーしてしまいます。

 

ですが、

理性だけで片付けられないのがわかっているから、

 

イラっとすることも

もやっとすることも絶えず目の前にやってきています。

 

こんな時は、こんな風に考えよう、

こんな風に対処してみよう、捉え方を変えてみよう、

そんな情報は、たくさんあります。

どう行動したらいいかも知っているのでしょう。

でも、どうしてもすっきりしない。

 

本当は、いろんな人ともっと深く関わりたい、

もっと理想の生活をしたい、

そんな風に思っている人が多いから、

さらに情報は溢れ、本はいくつも出版されているのが現状だろうと思っています。

 

では、なぜ「思うようにならない、すっきりしない」でしょうか。

 

 

もやっとするパターンを探る

日常の中でも、

これまで繋いできた人生の歴史の中でも、

うまくいかないな〜、

もやっとするな〜、と言う経験をした時のことを少し振り返ってみましょう。

 

じっと見つめると、そこには、あるパターンが見えてくるはずです。

 

ここからは、わたしの中についこの間まであったセルフイメージを通して

お話させていただきますね。

みなさんの中にもどこか共通した思いが見つかるかもしれません。

 

 

忘れたいのに忘れられない記憶 〜トラウマと言われるもの〜

トラウマを癒すだけでは人は変われない

わたしの中には、一つ忘れられない記憶というものがありました。

いわゆる「トラウマ」というものです。

 

小学校低学年くらいの小さな時なのに

とても鮮明に覚えているのは、

それだけわたしにとってはショックすぎる出来事だったからなんです。

 

心理学を学び始めた時、

人はトラウマの影響が大きく、それによって自分の信じ込みを作り、

それが後々の未来に大きく影響するというのを学びました。

 

その時、何度も何度も怒りと悲しさが蘇るその記憶を

「これが原因なんだ!」と例にもれず「癒し」にかかりました。

 

わたしの母は、とても感情的な人で自分が正しいと全く譲れない人でした。

 

その時も何か母の癇に障ることが起き、

母は執拗にわたしを叩き、言うことを聞かせようとしたのですね。

 

わたしの中で、覚えているのは、

「母の言うことは違うのに、おかしいのに、なんで怒られるの?

なんでここまで叩かれなきゃいけないの?」

ただ、それだけでした。

 

そして、やっと母の怒りが収まり一息ついたあと、数時間後父が帰ってきました。

安心してご飯を食べている矢先に、母が今日の出来事を報告するやいなや、

今度は、父のハリケンが急に飛んできました。

「なんでお母さんの言うことを聞かないんだ! 言うこと聞かない奴は出て行け!」

今度は、父に何度も叩かれ、廊下を引きずられ、玄関から追い出そうとしました。

泣きじゃくりながら、「ごめんなさい」を繰り返すのが精一杯。

でも、どんなに謝っても、その手を止めてはくれませんでした。

その時、大きな男の人の手で叩かれる恐怖と身体の痛み、

それと同時に、

実は、叩かれ続けているわたしを助けようとせず、

洗い物を続けた母の背中に絶望を感じたのをしっかり覚えています。

 

今の時代では、もちろん虐待に相当しますが、

他の多くの方をカウンセリングをしていて思うのは、

「親の理不尽で叩く」「叩いてしつける」

それが当時の時代の背景として当たり前のご家庭も多かったのではと思います。

 

そして、その時のわたしの記憶は、

「なんでお母さんが違うのに、わたしの言葉を聞こうともしないで、いきなり殴るんだろう。

なんでわたしの話は聞こうとしないんだろう。そんなに妻が一番なのか、大切なのか。

男の人は怒る。」

そんな思いでした。

 

この時の記憶が、わたしの潜在意識の中に、どんな影響を与えたと思いますか?

 

今では、この出来事の意味を知って、心がざわつくことはありませんが、

それまでは、何度も思い出し、怒りと許せない思いでいっぱいでした。

 

なぜ思い出していたのかというと、

潜在意識は教えてくれていたんです。

その「記憶」がわたしの脳の中で苛立ちを復活させようと悪さをしているのではなく、

その時決めてしまったわたしの「信じ込み」が

わたしの人生の歴史の中に、何度も繰り返し悪さをしているよ、ということを。

 

 

「トラウマ」は、誰しもきっとあることと思います。

辛かった記憶が濃ければ濃いほど、

「インナーチャイルドを癒す」ことをしてきた方も多いと思います。

親も親として未熟で必死だった思いを理解し、許してきた方もいると思います。

 

ただ、問題は、「癒す」だけでは、

ひとつの人生という壮大なテーマの根本的な解決になっていないのです。

 

過去の記憶から決めてしまった自分の存在

人間関係への影響

 

先ほどの小さなわたしが感じたセリフの中に、

わたしの未来に影響を与えた大きなポイントがあります。

 

それが、わたしとは「こういう人間だ」と決めてしまったわたしの存在(=セルフイメージ)です。

 

* わたしの言葉は誰も聞いてくれない
* 人は力で言うことを聞かせる(人は理不尽)
* 家族は信じられない
* わたしは誰からも助けてもらえない
* 妻の立場にはかなわない
* わたしは一番にはなれない
* 男の人は怖い、力で抑える
* わたしは価値がない、愛される存在ではない

 

そして、これらをベースとして、わたしはその人生をそこから何十年も

繰り返していたことに気付いたんです。

 

思えば、わたしの前には、いつもわたしより強い人がいました。

きつい友人や先輩、理不尽な上司、強さでいう事を聞かせようとする人、

最初は優しく、尊敬できたり、仲の良い友人であっても、

裏切られたり、わたしを支配するようになりました。

 

「あなたはわたしが助けるから」

「わたしが何とかするから」

 

「わたしは誰も助けてくれない」と無意識に思い込んでいたわたしには、

その言葉が依存先になっていきます。

そして、もちろんですが、一緒にいる限り一番にはなれず、いつも二番手になります。

 

親しい人間関係に上下関係ができれば、

当然ですが、言いたい事を言えないようになり、わたしはどんどん苦しくなり、

そこから離れたくなり、長続きしません。

 

 

恋愛関係への影響

そして、同じように恋愛も。

わたしに純粋に好意を向けてくれる人は、怖くて避けてしまい、

「わたしのことは好きだとしても一番にはしてくれない」と言う人に

思いを寄せることばかりしていました。

別な人がいる方が、その人とは問題を起こしてない証拠なので安心なだけでなく、

わたしが一番の存在になっては、

わたしの脳の中にある「セルフイメージ」とズレてしまうために、

自ら、前面に向いてくれない人を選んでいるのです。

 

最初、それに気付いた時は、ショックでした。。。

やっぱり嫉妬しますから。

でも、嫉妬という醜い気持ちよりも、わたしは選んでいたんです。

 

父に味方してもらえなかったショックが裏切りとして大きくわたしの中に残っていて、

再びあの「人を信じられなくなる体験」をして、傷つくのは嫌だ、

それなら、例えばフラれたとしても

「男性なんてそもそも信じられないし、わたしは所詮二番目だしね」

と自分の傷が最少限度に抑えられる方を選んでいたのです。

 

 

女性の恋愛関係に悩む多くの人は、「父親」との関係性がとても深く関わっています。

 

その小学校低学年以来、わたしは、

父が嫌いで、一緒にいる事をずっと避け、会話もほとんどしたことがありません。

思春期辺りから、行動の監視がさらにひどくなり、

「わたしは信用されてない」と益々距離を置くことしか考えていませんでした。

 

でも、このトラウマをしっかり見つめられるほどになって気付きました。

 

本当は父のことが大好きで仕方なく、

だからわたしを信用してくれなかったことがショックでショックで仕方なかったのだな、と。

 

「信用されてない」のではなく、信用していなかったのはわたし。

「愛されてない」のではなく、愛される事を避けていたのはわたし。

 

全ての原因は、わたしにありました。

人は傷つくのをとことん避ける弱い存在でもありますが、

気付けばやり直そうとできる強い存在でもあります。

 

 

全ての望みを人は叶えている

 

思いが叶わないと思っているのは、

目に見える現実の世界で、

わたしたちが認識できる世界のみの判断です。

 

先ほどのわたしのように、

見えない世界の中にある「信じ込み」は

今の現実の世界をそのまま素直に叶えてくれていました。

 

人は、過去起きた出来事に関し、

あんなことがあった、こんなことがあった、

こんな人がいた、あんな人がいた、

点と点で考え、一本の線で関連づけて繋くことは滅多にありません。

それゆえに、「気付く」ことが遅れてしまうのですが、

それは、無意識に避けていることでもあります。

 

なぜなら、気付いてしまうと、

あの時と同じように深いショックな体験を再び味わうのはイヤ!!!

せっかく「信じ込み」を作って、自分を守ってきたのにやめて!!!

と(変化の嫌いな)潜在意識から抵抗されてしまうのですね。

 

これは誰しも起きる事です。

でも、ちょっとここで冷静に客観的になってみるとわかります。

その抵抗は、自分自身が作った壁なのですよね。。。

 

 

原因は、自分の外側ではなく、自分の内側

変化にもっとも抵抗する人は

 

変化にもっとも抵抗する人は、

実は、環境的にも、状況的にも、そこそこ幸せを認識している人、恵まれている人だったりします。

 

このような幸せがあるのだから、無理に変える必要もない、

かえって今の地位や関係性を失うことになってしまうかもしれない。。。

本当はそんなことはないのですけど、

手にしているものを「手放す」のは、誰しもとても怖いのです。

 

そんな時、気付いてみましょう。

「自分がもっと幸せになれる」ことを許してはいないか、

「今の自分(こんな自分)の幸せは、この程度でいい」と枠を決めてしまっていないか。

 

 

一方、どん底にある人は、

その状態を自らが諦めない限り、もう自分が変わるしかないと必死に足掻きます。

「何だかわからないけど、もう今が最悪なのだから、これ以上最悪な状態などないだろう。

だったら、目の前にあるやれることをやるしかない」

と行動へと移すので、どんどん好転していきます。

 

わたしは、「なんかわからないけど大いなる存在」と呼んでいるのですが、

行動していく人には、まるで背中を押してくれるかのように、

不思議なことが次々起こり、好条件な与えられ整っていきます。

 

 

最後に

わたしたちは、

現実の世界が全てと思い込み、

感情や、これまで知識や経験で良い悪いを判断したりし、

自分の思うようになる事をコントロールしようとしたりします。

それでも、思った通りにならなければ、

そういうものだと、自らを納得させようとします。

 

実は、不自由を選択させられているようで、

過去の「信じ込み」に沿り、自分の自由に選択を繰り返しているのです。

 

こんな生活、本当はイヤ。

もっと幸せになれないの?と感じているなら、

脳の中に、どんな信じ込みがあるのか

丁寧にみてあげることは、とにかくまず一番重要です。

 

とはいえ、例え意識ばかりが整ったとしても、

私たちは、肉体を持っていなければ、想いを行動に移すことができません。

現実化した事を体感し、味わうことはできません。

 

そのために、わたしたちは、本当に完璧な肉体というものを神様から与えられているのですね。

 

もし、

毎日の日常の中で思うようにならないことがある、

本当はこんな生活はしたくない、

先に進めていない気がする、そんな自分を変えたい!と思った時は、

ぜひ内側をみつめる事を意識してみてください。

 

自分の中にある「無意識の信じ込み」は、

無意識だけになかなか一人で気付くことは難しいので、

そんな時は、ぜひお気軽にご相談くださいね。

 

「こんな悩みで相談するのもな」なんて思ってしまう方も

ぜひ躊躇わないでください。

悩みに大きい小さいは関係ありません。人と比べなくていいのです。

 

あなたの人生を、もっと幸せにしてあげるのはあなただけですから。

新しいセルフイメージとともに、最高の人生をわたしと一緒に進んでいきましょう。

心からの笑顔を手に入れてください。

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プロフィール
この記事を書いた人
Resoage

橋本麗子

★心理カウンセラー

★ルノルマンカード上級講師

★霊気ティーチャー

★youtubeコンサルタント菅谷信一サポートメンバー

◆ 40年以上心身症で最終的に治療方法のない汎発型脱毛症に。

◆ 様々なヒーリング、自然療法を試すもうまく行かず、梯谷幸司先生の
 「本当の自分に出会えば病気は消えていく」から潜在意識の勉強へ

◆ 27年の専業主婦生活から人生を変えるために起業

◆ 会う度に違う人になっているとカウンセリングを依頼され、ご紹介中心でカウンセリングを継続中 延べ500人以上

◆海外駐在4カ国14年半の経験者で適応力、動物的勘に自信あり

◆ 愛猫にメロメロで、ワイン&アンティークをこよなく愛す

◆ 現在シングルマザー きっと3年後に素敵な人に出会ってると妄想中

◆ 親の言葉や世間の価値観で無意識にブロックをかけた人のカウンセリング

◆ 潜在意識にある前提やセルフイメージに気付き、人生を変容させるカウンセリング

◆ どんな自分であってもありのままを愛し続ける心を創るカウンセラー

◆とにかく人生に苦しみや悲しみや我慢をしている人をひとりでも減らし、
 幸せになってほしい

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