セッションを受けてくださったお客様の声 心が落ち着かない方へ
孤独な戦士
今年に入って、
これまで女性のご相談が多かったのですが、
男性の方からのご相談を受けることが多くなってきました。
これも時代の流れで、
「心を大切にすることが人生を豊かにする」ということが世の中に
伝わってきたからではないかと思い、嬉しい限りです。
男性のご相談を受けるようになって思うのが、
大抵男性は「孤独な戦士」
家族には心配をかけられないから一人でなんとかしよう。
男たるもの、弱さを見せられない。
良くも悪くも日本の教育が与えてきた
「男とは」という言葉にまだまだ影響が根深くあるのを強く感じます。
そして、実際に、
「家族のために」無理して自分を抑え込み続けていたりする方は、
ある年齢が来た時、
もしくは、定年後、
身体を壊してしまうといったことになりがちです。
何年前になるでしょうか。
今では大分普通になってきましたが、
ドラマで初めて「男性が泣く」という演出が入って、
一時期世間を騒がせたことがありました。
人間だから、男性も泣いていいはずなのに、
「男は涙を見せない」なんて
ふる〜〜〜い価値観がしっかり根付いていた証だったんですよね。
男性とて人間、悩むし、弱ってしまうこともあるし、
不安で仕方ない時もあるのです。
それを男性ご自身で受け止めることがとても大切です。
心と身体は自分で守ることが、家族を真の意味で守ることになるからです。
そして、
これも一方的でなく、女性側も受け止めることがとても必要だと思っています。
受け身の解放
ずっとこれまでは、女性側のご相談を多く受けてきました。
夫婦関係のお悩みに関しては、
特に、男性側への欲求ばかりが目立つことがあります。
これも日本社会の影響だと思います。
女性がどうしても社会で活躍しにくい時代が長かったために、
女性が受け身でいること、
女性の地位が低いこと、が無意識下で当たり前になってしまっているのですね。
（学校時代の出席名簿は、ずっと男の子が先で、女の子は後でしたよね）
だから、男性は余計、「女性を守らなくては！」と弱音を吐けなくなって、、、
の悪循環を繰り返してきました。
そういうと、
「うちのは、そんなこと考えてません」なんて一刀両断の方もいるのですが、
ちゃんと本音でお話して見ましょう、とお伝えすることがあります。
相手の気持ちを勝手に決めてしまう、そんな権利誰にもありませんから。
今の若い世代を見ていると、
男女の区別が隔たりない関係性を築いてる姿を見かけることがあります。
これをいつまでも昭和（親世代）が引きずっていては、おかしな話です。
人対人、
違いに人間同士、上も下もなく、同じように悩み葛藤するものと思って、
子供たちが歩んでいく未来を一緒によくしていきたいですね。
と、話は少しずれましたが、
男性の方に、信頼していただき、ご相談くださるのは、とても嬉しいです。
いつもお伝えしているように、
誰しも、自分一人では、
限られた脳の範囲でグルグルしてしまうもの。
もう、脳がそういう構造をしているのですね。
海外では、優秀な人ほど専属メンターがいて、
「心のケアをしているから自分のビジネスは安定している」ということが
ステイタスになっています。
人の心は弱く、アップダウンするというのが当たり前として
社会全体で受け止めているのです。
日本も早く「我慢一徹」の常識から外れていってくれること、
それによって、今の「不安な社会」がなくなっていくことを
願ってやみません。
セッションを受けてくださったお客様の声
