変わりたくても変われないと感じている人へ無意識(潜在意識)の中にある癖を知って、変わらないと思っている現実を変化させていく方法
こんにちは、アクティブズサポーターの橋本麗子です。
変わりたいと思っていても、なかなか踏み出せない、
変わろうと決めたのに、また同じことしてしまった、
そんな風に自分を責めてしまうことがあるかもしれません。
でも、もともと人は、肉体を守ろうとする習性があります。
だから、知らないことへの挑戦の際起きる心臓バクバク。
こんなに心臓がバクバクするなんて「危険が迫っているんだ!」と
勝手に解釈し、
自分を守るために、そこから遠ざけようとしてしまいます。
「なかなか変われない」のは人間である以上、自然なこと。
なので、ご自身を責めることなく、
軽い気持ちで、これからの文章を読んでいただければと思います。
変わりたくても変われない原因は?
人の脳の中にある意識は、よく氷山に例えられます。
海面より上に見えているのが顕在意識と言い、
自分が今、見えている状態の世界で、
それは、全体ぼ3〜5%と言われています。
では、残りの95〜97%は何かというと海面下にあるほとんどが潜在意識です。
「変わりたくても変われない」
なぜ、変われないのか大きな特徴はこの3つです。
1)そもそも人間には「変わりたくない」と言う脳の性質がある
2)潜在意識に刷り込まれた無意識に繰り返してしまう習慣がある
3)無意識に繰り返している習慣は、本人が無意識のために一番気付きにくい
そのため、このままでは何かいけないのだろうな、と思っていても、
何をどう変えていいのかわからないと言うのが人間なのです。
現実をコントロールせず、意識をコントロールしてみる
この身体を「自分のもの」だと思うと
目に見える現実をコントロールしたくなる気持ちになるのですが、
こんな高性能な働く細胞の塊(肉体)を自分で創ることは不可能で、
体内の生命活動維持は、本人とは無意識の場所でやってくれています。
大切なものは目に見えないと言うように、
目に見えるものだけでコントロールしようとしてもうまくいかないのは、
もう私たちの身体自体が、
目に見えない部分で多くを占めているのと同じ意味をなします。
すると、
自分でコントロールできるのはなんだと思いますか?
それは、意識です。
意識なら、自分だけのものなので、コントロールできます。
顕在意識も潜在意識も、意識という以上
見える世界も、見えない世界も、
私たちが意識することで何かしら変化が起きてくる可能性があるということです。
潜在意識とは
潜在意識のサイン
潜在意識(見えない世界)には、たくさんの思考、習慣が詰まっています。
これは、日常生活においてとてもとても重要です。
習慣が潜在意識に記憶されていないと
まず朝起きた時から大変なことになります。
歯の磨き方、朝ごはんの作り方、ネクタイの締め方、会社への道順、
そんなことも一切忘れて、考えるところから始まります。
会ったことある人も、今日初めて会ったと思ってしまうかもしれません。
ただ、一方で、習慣の中には、
もうやめたほうがいいのでは?というものも含まれます。
小さな頃に、決めてしまった習慣、
親を見て、「こうするべき」「こうしなければ」と思い込んでしまった習慣。
こんなに頑張っているのにうまく行かないのはなぜ?と感じる時は、
たった顕在意識の3%の力で頑張っているだけで
残りの97%の無意識の中に、
流れを止めてしまうようないらない習慣がブレーキをかけてしまっているからなのです。
私たちの脳には、これまでの人生で経験してきた事が全て記憶で残っていて、
必要な時には、ポッと思い出すことができます。
必要のないものは、思い出す必要がないので、思い出しません。
ただ、見えないだけで、そこに残っています。
一方で、
あなたにとって必要のない習慣は、
「心地悪い」ことを意識してもらって気付かせようとします。
積み重なっていくと、ケガや病気、事故と言ったことにも。
教えてくれるやりかたをもうちょっと優しくしてくれてもいいのに、
と言いたいところですが、
考えてみれば、
心地良かったり、優しければ、人は変えようとしないですよね。
つまり、「なんでこんなことが起きるの」と思ってしまう出来事は、
私たちのために起きていて、
潜在意識が「気付け〜!なんか違う!」と教えてくれているだけなのです。
ただ、よく聞くのは、
「親のことは特に今はなんとも思っていないです。感謝してます。」
そのこと自体は、問題ではありません。
問題は、「今は」と言うこと。
感謝は、目に見える現実世界で感謝しているのであって、
目に見えない世界(インナーチャイルド)は違うかもしれないからです。
潜在意識の中にある「べきべき」セルフイメージ
先ほどお伝えしたように、私たちが記憶した中には、
小さな頃に、決めてしまった習慣、世間一般の価値観、
親を見て、「こうするべき」「こうしなければ」と思い込んでしまった習慣が
たくさん入っています。
人は何度が繰り返されたものは、暗示として意識の中に入り込んでしまいので、
いつの間にか習慣化します。
クライアントさんたちを通して感じるのは、
潜在意識の中に、
*自分には価値がない
*自分に自信がない
*自分は愛されない人間だ
このような意識が中に入り込んでしまってたり、
*ちゃんとしなさい
*しっかりしなさい
*あなたって子は、いい加減にしなさい ダメな子ね
なんて、
とても曖昧な言葉や否定的な言葉で親に何度も注意されて育ったりしているので、
それが自分自身と思い込んでしまい、
現実がうまくいかなくなってしまったと勘違いしています。
「しっかりとは?」「ちゃんととは?」「いい子とは?」
小さな子供には、判断基準がありません。
なので、親の言う通りにすること、親の思うようにすることが、
しっかりする、ちゃんとすると言うことなのだろうと、
無意識に親の価値観を受け継いでしまうのです。
親の人生には、その価値観が必要だったかもしれない。(そんなことはないですけど)
けれど、同じ家族といえ、別な人間なので、
あなたがあなたの人生を歩んでいくのに、必要ではない可能性もあるのです。
親子関係で悩んでいる方(自分と親、自分と自分の子供、夫婦関係)には、
この価値観が邪魔をしていることがぼほぼぼ全部と言っていいくらいの
確率です。
とはいえ、
潜在意識の奥底にあるこの価値観、
しかも毎日のように与えられた価値観ですから、
あなたにとっては当たり前すぎるほど当たり前で、
そんな意識が自分の中にあることも、自分から気付くこともありません。
だから、一生懸命 顕在意識(目に見える場所)だけで変えようとしても、
思うようにいかなくなってしまうのです。
まず、
今、自分の目の前で展開している世界が、どんな状態か、
自分の望みとどう違うのか、知ろうとすること、
自分の意識が作っていることを納得することから始めましょう。
・なぜいつも人間関係トラブルのだろう、
・頑張っているつもりなのに、どうしてなかなか稼げないのだろう、
・せっかく始めたのに、また挫折してしまった、
・原因がわからないのに、身体がいつもだるく感じる、
「いつも」「また」という言葉が出てきた時は、
あなたにとって要らない、やめた方がいい価値観が間違いなく潜在意識に入っています。
サインだと気付いてみてください。
潜在意識の絶対覚えておいてほしい特徴と変わるための有効活用法
まずぜひ、覚えておいていただきたい潜在意識の特徴があります。
・時間的概念がない
・善悪の区別がない(良いor悪い、ポジティブorネガティブ、など)
・現実とバーチャルの区別がない
時間の概念がない
潜在意識には、「時間」と言う概念がないので、
過去のことを話したとしてもイメージした段階で、今起きたことと判断します。
「こんなことされた、言われた」なんて思い誰かに話し続けていると
毎回記憶が強化され積み重なっていきます。
意識が「過去の事」でいっぱいになってしまうのです。
うまくいかない人の原因のひとつは、
過去のことしか話さないという傾向があります。
なので、過去を意識するのではなく、未来を意識していきましょう。
善悪の区別がない(良いor悪い、ポジティブorネガティブ、など)
また、
潜在意識には、この考えはポジティブだよね、
これはネガティブだからよくないよね、と言った判断基準もありません。
先ほどご紹介したように、
顕在意識で、「嫌だ〜」と思うことがあったと思っても、
潜在意識には、「ただ必要だから起こした」と言う認識だけです。
よく言われる「引き寄せ」は、幸運なことだけ脚光を浴びてますが、
どんな意識が潜在意識に入っているかで、
悪いことも同じように「引き寄せ」てしまっているんです。
悪いことはなかったことにしたいのが、守りの本能。
でも、悪い時こそ、「忘れちゃえ」ではなく、「あれ?」と思って立ち止まってみてください。
なんのために起きた?
どうして私が引き起こした?
相手のせいではなく、自分が起こしたと仮定して原因を探してみましょう。
現実とバーチャルの区別がない
そして、最後に
脳は、現実の目の前の景色と、イメージしたものの景色は、
同じに存在すると信じています。
アミューズメントパークで、
サングラスをかけてヴァーチャルの世界を楽しんでいる時、
何か目の前に飛んできたら、身体をよけてしまった経験はありますよね。
先日、アップル社から 「空間コンピューター」の発表がありました。
いよいよ、
現物が目の前に必ずしも必要でない時代がやってきたようです。
そうすると、
今を生きるのに、
どんなイメージを脳に持たせていた方が断然いいか、わかってきませんか?
良いイメージをし続ければ、脳は幸福脳が活発になり、
「幸せである」証拠をどんどん探し、引き寄せていきます。
悪いイメージをし続ければ、悪いことにばかりフォーカスが行くので、
悪いことばかりが目に付きます。
意識をコントロールして、現実を創ると言うのは、そう言うことなのです。
潜在意識がすべての現実を創る具体例
潜在意識を知らなかった時は、そんなこんなで散々な目にあってきました。
でも、
自分の中で自分と向き合い、クリアになればなるほど、
目の前の世界、私が過ごす環境が変わっていきました。
おかげさまで、今では、お仕事としてセッションで生かすようになってきて、
クライアントさんもどんどんと変化していかれています。
(こちらはぜひ、お客様の声でご覧ください)
私の場合で、ここ最近で、
「よし!やった!」イメージ通りと思った経験は、家の引越しです。
どんな場所に住みたいか、どんな間取りに住みたいか、
全くイメージ出来ていない時は、
顕在意識が働くので、条件ばかり意識してしまい、闇雲に探していて、
「なんかな〜」「ここがな〜」と言う物件ばかり。
それで、お断りすると、どの不動産屋さんにも
「猫がいますからね、どこか妥協してもらわないと!」
などと心ない言葉まで言われてしまう始末。
まあ、これは、言われているのではなく、
私の意識が、相手に言わせているのですけどね。
「ええい、冗談ではない、こんな場所に住みたい!こんな場所に住むのよ!」と
気分を入れ替え、イメージすること数日。
そしたら、現れてくれたのです、目の前に。
これまで不動産屋さんに提示した全ての条件が当てはまる以上に、
「部屋から空が見えたらいいな、近くに公園があったらいいな、
近くに神社があったらいいな」も全て網羅した物件に。
しかも、金額もこれまで探していたのより最安値でした。
これには、自分でもびっくりです(笑)
私が意識にお願いしたのは、
「家族がみんな最高に幸せに住める場所、カーテンを開けたら、こんな景色」
だけです。
私も幸せになるためには、
私にプレッシャーのかからない金額を潜在意識はおかげさまで選んでくれたようです。
もちろん、私の潜在意識の中に、
「私には、価値がない」と言う昔あったイメージが入っていたら、
叶うことはなかったと思います。
「私には自信がない」と言うイメージがあったら、
不動産屋さんの言葉に負けて、途中で挫折していたと思います。
自分がどんな意識であり続けることが大切だということが
少し感じていただけたでしょうか。
意識が全ての現実を創る
目に見えるものだけを信じると言う現実主義でいると
目の前ことを躍起になってコントロールしようとしてしまいます。
力で相手を思い通りにさせたり、
うまくいかなければ、怒りや深い悲しみになったり。。。
そんなことを続けていては、心身ともにヘトヘトになります。
ピリピリギスギス一緒にいて疲れるので、周りから人は離れていきます。
(その限界の多くが、「病」と言った形で現れてきます。)
見えない世界には、「意識」があり、「エネルギー」があり、
火事場の馬鹿力を発揮するほどの能力があるのはご存知の通り。
必要なのは、
潜在意識の中に、ただ、ただ、どんな習慣や思考が詰まっているのか、
気付いて上げて、手放して、クリアにしていくだけ。
すると、潜在意識は、無意識ですから、自然と全てが変わっていくのです。
どこにも力が入ってない、意識だけの変化で人は変わっていけます。
「私は、価値がない」「私は、ダメだ」なんて
否定的な言葉で止めるものは、あなたが創った意識で、
本当はどこにも存在しないのです。
大切なのは、変わりたいと望んだその気持ち
「恐れ」は過去から、「不安」は未来からやってくると言われています。
自分の潜在意識と向き合うことは、
自分の知らない場所に、足を踏み入れることと一緒のため、
誰しもが不安で、誰しも勇気がいります。
うまくいくだろうか?
ちゃんと結果が出るんだろうか?
正直、その結果は、体験してみないとわかりません。
人一人の命という存在と向き合うのに、
「このパターンで成功します」なんてものがあったら、
私は、そちらの方こそ疑いを持ちます。
同じ人間なんてどこにも存在しないからです。
だからこそ、「変えたい」と思う決断は、自分が意識して決めるしかありません。
「どうせ変わりっこない」と自分の意識があれば、
そちらに引っ張られてしまうし、
過去のエネルギーは体験として積み重なっているので、
比重がとても重いから、そちらへと流されていきます。
大切なのは、
「今の現実世界」が「あ〜、だから。こうだから。」ではなくて、
あなたがこの先、
どんな人と出会い、その人たちとどんな未来を生きたいかそれだけです。
変わりたいと思ったのはなぜでしょう?
現状にとても満足をしているなら、変えたいと思わなかったはず。
その湧いてきた気持ちをぜひ大切に尊重してほしいです。
自分を変えたいと思って、
これまでとは違う行動をしようとしているのですから、
過去の延長のあなたは、未来には存在しません。
良くなる未来しか存在しないので、ぜひ自分を信じて上げてください。
自分ひとりではうまくいかないと思った時は、
ぜひ、声をかけてください。
ここには、一緒に変わりつつある未来を楽しんでいる仲間がいます。
実は、
「稼ぎたい」と思い、起業塾に入っていたけれど納得いく成果が上がらず、
すっかり自信をなくして、私の所にいらっしゃる方も多くいます。
起業塾で伝える事は、お仕事をするには、とても大切です。
現実世界のノウハウもとても大切です。
ですが、それ以上に、自分の習慣や思考に気付いていないと
現実世界には反映していきません。
見える世界、見えない世界の調和がとれて、初めて最高の循環が回っていきます。
「自分には価値がない」「自分には自由がない」と言う意識があると、
現実世界でなんとかバランスを取ろうと、
お金を稼げるようになれば、
「自分は価値がある」と思えるようになる、
自信も自由も幸せも手に入れられる、と思ってがむしゃらになっていく場合があります。
そのクライアントさんも、
自分の無意識にある「自分に対する評価」に気づき、
「これではうまくいくわけないですね。。。」
と過去の習慣を修正しました。
すると、お仕事の依頼がどんどん入るようになり、
「その分野では、ここでは依頼がないよ」と言われたにも関わらず、
依頼や予約が次々と入ってくるのです。
他にもひょんな所からお仕事の話が来たり、
タクシーに乗ってお話しただけで、お仕事を依頼されたり、なんてことも。
「もっと早く麗子さんのセッションを受けていればよかったです。」
段々と顔が明るくなって自分の信頼が増すお姿を拝見するのは、とても嬉しいです。
最後に、変わらない現実を変化させていくには
今はまだしっくりこなくても大丈夫です。
潜在意識は、
あなたに必要なタイミングで、あなたが望んだシチュエーションで、
全てがわかる時がきます。
心に一度でも浮かんだ思いは消えて無くなることはありませんから。
私も人間です。
いまだに、「新しい挑戦」には、不安やざわめきが目の前をかすめることがあります。
ただ、これも
「変わりたくない」人間の特徴よね、とある意味開き直りをすることで、
心に余裕を持たせています。
絶対に、何があっても、自分を責めることはやめましょう。
自分で自分を責めるのは、ここに存在するあなたに対し、一番悲しい行為です。
潜在意識の中に自分の知らない自分が95%があるということは、
反対に言えば、自分でも知らなかった能力が開花する可能性も秘めているということ。
開花する自分をぜひイメージし続けていってくださいね。